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更新日:2017年1月6日

兵庫陶芸美術館 特別展「丹波焼と三田焼の粋を集めて-森基コレクションの名品-」

丹波 壺 室町時代前期 個人蔵

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概要

兵庫陶芸美術館 特別展
丹波焼と三田焼の粋を集めて-森基コレクションの名品-

Masterpieces of Tamba ware and Sanda ware from the Hajimu Mori collection
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 実業家森基(もり・はじむ)氏は、兵庫県下で製作された代表的な古陶磁である丹波焼(兵庫県篠山市)と三田焼(同三田市)に魅せられ、50年以上にもわたり精力的に収集しています。

 丹波焼は、平安末期(12世紀後半)に始まりました。室町時代までは壺・甕(かめ)・擂鉢(すりばち)という実用品を製作し、室町後期から江戸初期には、徳利や茶道具も新たに製品に加わりました。それらは明るい赤茶色に焼き上がった土肌や、焼成中に薪の灰が降りかかって溶けた、緑色の自然釉(しぜんゆう)が見所となっています。江戸前期には、「赤土部(あかどべ)」と呼ばれる赤茶色の化粧土が登場し、江戸後期には白い化粧土を用いたもの、さらにその上に赤や緑の絵付けを施したものが登場するなど、様々な装飾技法を柔軟に採り入れました。

 三田焼は、宝暦年間(1751~64)に志手原窯(しではらがま)が開かれたのが、その始まりとされています。寛政11年(1799)には、三田の商人神田惣兵衛が出資し、三輪明神窯(みわみょうじんがま)が開かれました。その際に招聘された、京都伏見の陶工で人形師でもある欽古堂亀祐(きんこどうかめすけ)によって、土型で成形する技術が導入されました。緑色の釉薬が施された青磁の作例は、三田焼の代名詞となっています。他にも青い顔料で文様を描いた染付、赤や緑の絵付けを施した色絵など、様々な技法が駆使されています。

 本展では、森氏のコレクションから丹波焼77点と三田焼82点を選りすぐり、参考作品も合わせた計164点を紹介します。なお、本展は当館のみでの開催となります。

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展覧会の特徴

(1)コレクター秘蔵の逸品を一挙公開

 森氏のコレクションは、これまで当館や他館で開催された陶磁器の企画展や書籍などで部分的に公開されていますが、そのうちの丹波焼と三田焼合わせて160点近くの作品を一堂に公開するのは、今回が初めてとなります。そのなかには未紹介の珍しい作例も含まれています。

(2)丹波焼と三田焼の入門編

 森氏のコレクションには、丹波焼と三田焼それぞれの特徴を明快に示す作例が満遍なく含まれています。従って、それらを展示することで、丹波焼における装飾技法の歴史的変遷をたどることや、三田焼の代名詞となっている青磁に止まらない、染付や色絵などの絵付け技法を駆使した豊富なバラエティーを紹介することが可能となります。本展は、このような丹波焼と三田焼の基本的な特徴を知って頂く入門編ともなります。

(3)当館のみでの開催

 本展は当館の単独自主企画展であるため、今回の出品作品を一堂に観覧できるのは、当館での会期中に限られます。

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◇開場時間:3月31日まで、10時~18時。 4月1日から5月28日まで、10時~19時。

※ただし4月29日から5月5日までは10時~21時(入館はいずれも閉館の30分前まで)

休館日:月曜日

※ただし3月20日(月曜日・祝)は開館し、3月21日(火曜日)は休館。

観覧料:一般1,000(800)円、大学生800(600)円、中学生以下無料

 *( )内は特別割引および20名以上の団体割引料金です。

 *高校生、高齢者、障害のある方には割引制度があります。

 詳細は美術館へお問い合わせください。

 *17時以降に観覧される場合には、夜間割引料金になります。

 *特別割引券はローソンチケット・ミニストップ(Lコード55872)セブンイレブン(店頭マルチコピー機セブンチケットより)で5月27日(土)まで販売。
 ・Group : 20 or more people.
 ・Free of charge for junior high / Elementary school students.
 ・Half price for visitors aged 65 or older (Show identification proving your age).
 ・Half price for visitors with disabilities (including care workers).
 (Show identification notebook for the disabled)

 ・Evening: from 5:00 p.m.

 ・discount tickets on sale until May 27 (Sat.), 2017.

 ・discount tickets are available through Lawson Tickets (Lawson and Mini-stop, L code: 55872), Seven Tickets (Seven-Eleven). (These service are only available in Japanese.)

会場:兵庫陶芸美術館 展示室1、2、4、5

主催:兵庫陶芸美術館、神戸新聞社

◇後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、篠山市、篠山市教育委員会、丹波市、丹波市教育委員会、三田市、三田市教育委員会、(公財)兵庫県芸術文化協会、(公財)兵庫県国際交流協会

協力:丹波立杭陶磁器協同組合

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丹波 大徳利 桃山時代 個人蔵

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丹波 白泥鉄絵鶴文浮徳利 江戸時代後期 個人蔵

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三田 青磁桐鳳凰文盃洗 江戸時代後期 個人蔵

開催期間

  • 2017年3月4日(土曜日)10時00分~2017年5月28日(日曜日)19時00分

開催場所

会場名 兵庫陶芸美術館
会場住所

〒669-2135

兵庫県篠山市今田町上立杭4

TEL.079-597-3961

FAX.079-597-3967

E-mail togei@pref.hyogo.lg.jp
会場へのアクセス

詳細は:兵庫陶芸美術館アクセスページ(外部サイトへリンク)

◆鉄道・バスをご利用の場合

  1. JR福知山線「相野駅」下車(大阪駅から約50分)
  2. 駅前より神姫グリーンバス「兵庫陶芸美術館」「こんだ薬師温泉」または「清水寺」行き乗車約15分、「兵庫陶芸美術館」下車

ただし運行本数が限られていますので当館ホームページ(上記リンク)内、バスの時刻表をご確認下さい。
※相野駅よりタクシーの便もあります。

自動車をご利用の場合

舞鶴若狭自動車道「三田西IC」より約15分、または「丹南篠山口IC」より約20分

中国自動車道「滝野社IC」より国道372号を東へ約30分

阪神方面より国道176号を北上、三田市四ツ辻信号を左折約15分

駐車場(無料)

敷地内に58台分(普通車)の駐車スペースをご用意しています。

お体が不自由な方は、館玄関前に駐車していただけますので、駐車場誘導係にお申し付けください。

観光バスの受付については、お問い合わせください。

◆その他

無料貸出:車椅子4台、ベビーカー1台

地図 地図

関連メニュー

◆関連トークショー「私の蒐集物語-丹波焼と三田焼への愛を語る-」

・講師:森基(もり・はじむ)氏 聞き手:梶山博史(当館学芸員)

・日時:4月29日(土曜日・祝)14時~15時30分(開場は13時30分)

・場所:当館研修棟1階セミナー室

・定員:110名(事前申込制)

・聴講料:無料(ただし観覧券が必要です)

◆学芸員によるギャラリートーク

・日時:3月11日(土曜日)、3月25日(土曜日)、4月8日(土曜日)、4月22日(土曜日)、5月6日(土曜日)、5月20日(土曜日)

 いずれも11時より1時間程度(観覧券が必要です)

◆関連ワークショップ「釉薬づくりに挑戦!~私の三田青磁~」

・日時:4月22日(土曜日)13時30分~16時00分

・定員:20名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)

・受講料:有料

・〆切:4月5日(水曜日)17時必着

※詳しくはお問い合わせください。

お問い合わせ

部署名:兵庫陶芸美術館