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更新日:2023年8月17日

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鳥インフルエンザA(H7N9)について

患者の発生状況等を踏まえて内閣官房は平成25年12月9日(月曜日)から情報提供を再開しています。またWHOからの情報発信も定期的に更新されています。

中国において鳥インフルエンザA(H7N9)に感染した患者が確認された事をWHO(世界保健機構)が平成25年4月1日に公表しました。
鳥インフルエンザA(H7N9)は、今までヒトに感染することが知られていなかったウイルスですが、現在のところ、持続的なヒト-ヒト感染は認められていません。感染源は未確定ですが、生きた家禽類等との接触による可能性が高いと考えられています。

今後も必要な情報を収集するとともに、新しい情報が発信されましたらこのホームページにて情報提供します。

県民の皆様へ

鳥インフルエンザA(H7N9)の感染源と感染経路は明らかになっていませんが、感染を防ぐためには基本的な手洗い、咳エチケットが重要です。

手指衛生

以下のような時には手を洗いましょう

  • 食事を用意する前、用意している間、その後。
  • 食べる前。
  • トイレを使用した後。
  • 動物の世話をしたり、動物の排泄物を処理した後。
  • 手が汚れている時。
  • 家人が病気になりお世話をする時。

手指衛生は、また、(汚染面への接触から)自分自身への感染伝播を予防します。これらは、医療機関においては、患者に対して、あるいは医療従事者や他の人への感染伝播を防ぐことにつながります。
肉眼的に汚れている場合には、石けんと流水で手を洗いましょう。そうでない場合は、石鹸と水で手を洗ったり、アルコール製剤による手指のクリーナーを使用しましょう。

咳エチケット

咳やくしゃみをするときには、医療用マスク、ティッシュペーパー、(服の)袖、または曲げた肘で口と鼻を覆いましょう。その直後に、蓋を閉じることの出来る容器に使用されたティッシュペーパーを捨てましょう。気道分泌物との接触後には、手指衛生を行いましょう。

渡航される方へ

  • <渡航時には>
    不用意に動物に近寄らない。
    積極的に手洗いを行う。
    発熱や咳などインフルエンザ様の症状が出た時は、マスクを着用し、現地の医療機関を受診する。
  • <帰国時には>
    発熱や咳などインフルエンザ様の症状が出た場合は、検疫所へご相談ください。
  • <帰国後10日以内に>
    38度以上の発熱や咳などインフルエンザ様の症状が出た時は、最寄りの医療機関を受診してください。

入国される方へ

  • <入国時に>
    発熱や咳などインフルエンザ様の症状がある方は、検疫所へご相談ください。
  • <入国後10日以内に>
    38度以上の発熱や咳などインフルエンザ様の症状が出た時は、最寄りの医療機関を受診してください。

ご不明な点は保健所にご相談ください。

健康福祉事務所(保健所)の連絡先について

医療機関の皆様へ

次の要件に該当する患者を診察した場合は、速やかに最寄りの健康福祉事務所(保健所)へ情報提供をお願いします。
(情報提供を求める患者の要件)
38度以上の発熱と急性呼吸器症状を呈し、臨床的または放射線学的に肺病変(例:肺炎またはARDS)が疑われる者であり、発症前10日以内に中国に渡航または居住していた者。
但し、他の感染症によることまたは他の病因が明らかな場合は除く。

お問い合わせ

部署名:保健医療部感染症等対策室感染症対策課

電話:078-362-3264

FAX:078-362-3933

Eメール:kansentaisaku@pref.hyogo.lg.jp