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更新日:2024年1月29日

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第3回環境検証委員会開催後における知事コメント(令和6年1月29日)

令和5年6月に開催された「関西3空港懇談会」において、国土交通省から、関西国際空港と神戸空港の発着枠拡大に向けた新飛行経路案が示されました。

新たなルートは、淡路島の上空を通ることとなるため、県では、環境面への影響などを客観的・科学的な見地から検討するための検証委員会を設置するとともに、神戸市や関西エアポート株式会社と連携し、丁寧な住民説明に取り組んでまいりました。

また、淡路島市長会からも、環境監視体制の強化と情報公開、飛行高度引き上げや、深夜・早朝時間帯の陸域飛行の制限、安全対策の徹底などについて要請をいただきました。

こうしたなか、本日開催された第3回委員会において、「中間とりまとめ」が示されました。加藤座長をはじめ、委員の皆様には、住民の負担を軽減する方策を含め熱心にご議論いただいたことに感謝申し上げます。

「中間とりまとめ」では、新飛行経路案が導入された場合においても、騒音予測が環境基準を下回ることが確認されました。

そのうえで、国への要請として、1.「公害のない空港」としての基本理念の遵守、2.深夜・早朝時間帯の陸域飛行の制限、3.出発便、到着便ともに、陸域上空の飛行高度引き上げ、4.地域における環境監視体制等への参画・協力の4項目が示されました。

地域住民の皆様や淡路島市長会からいただいた、これまでの意見が反映された要請内容であると認識しています。

今後とも、県として、住民の騒音への不安の声にできるかぎり応えていく必要があります。「中間とりまとめ」の実現を国に働きかけていくとともに、地元への真摯な対応や環境監視体制等の強化、空港と共生し、ともに発展する地域づくりについて、関係自治体や経済団体等と密接に連携し、積極的に取り組んでまいります。

令和6年1月29日

兵庫県知事

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