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概要

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コケを混ぜた土の玉にシノブグサを植え込んだ観葉植物。涼を呼ぶ夏の風物詩として江戸時代から親しまれてきたが、環境が合えば10年、20年単位で生育し続けるため四気品漂う澄んだ青緑色の青磁。篠山城跡から程近い王地山の麓で作陶される王地山焼は、江戸時代末期に篠山藩主が京都から名工を招き、藩窯を構えさせたのが始まり。廃藩とともに歴史は一時途絶えたものの、120年の時を経て昭和63(1988)年によ季折々の変化を楽しむことができ、春になると新芽が出る。宝塚市内には全国でも珍しいつりしのぶの栽培園があり、ロープにつるされた約2万個の緑の玉が並ぶ様は圧巻。現地で販売もしている。問つりしのぶ園460797(91)0223みがえり、県の伝統的工芸品にも指定されている。青磁のほか、染付、赤絵が主流で、食器やつぼなどが往時と同じ手法で作られている。併設のギャラリーで買い求めることもできる。問王地山陶器所460795(52)5888つりしのぶ王地山焼_宝塚市_篠山市7