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概要

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びやかに広げた枝先から、次々と芽吹くハート形の若葉。冬のうちにすっかり葉を落とし、枯れ木同然だった姿からは想像できないほど、豊かに葉を茂らせ、辺り一面に巨大な木陰をつくっている。ようやく訪れた春を謳おうか歌するように、大樹は生命力に満ちあふれ、見る者を圧倒し言葉を失わせる。樹高27・3メートル、幹回り14・5メートル。正面に氷ノ山を望む鉢伏山の中腹、養父市別べっ宮く地区にそびえる大カツラは、大小100本近い幹が寄り集まり、互いに絡まり合いながら、一本の大樹を形成している。そ緑の時間別べ宮っくの大カツラひょうご彩発見とっておきの緑を見つけにいこう。さい生命が躍動する新緑の季節。大地も、人も、建物も、全てが輝きを増す。初夏の兵庫を巡れば、多彩な緑の時間が待っている。緑の時間_養父市伸2