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~ものづくりの舞台を訪ねて~播州織工業協同組合(西脇市)多彩な風合いや機能を持たせ播州織のブランド力を守り続ける酵素とスチームでのり成分を分解。三ナーで細かい毛を焼き切り、続いて、多分に付着しているため、まず、バーかりの布地は表面がけば立ち、のりがつの加工が施される。織り上がったば織物が機械の中を通過する間に、三まで延々と布を吸い込んでいく。ラーが組み込まれ、朝6時から夜9時幅3メートル、80メートルにわたって幾つものローな加工機が目に飛び込む。高さ4メートル、事の谷田忠司さん。場内に入ると巨大織物が運ばれてきます」と組合常務理「1日に約600反、延べ7万メートルのを付ける。加工し、用途に応じて風合いや機能工場では織布工場から集めた織物をる播州織。播州織工業協同組合の加染め綿織物としてはシェア80%を誇18世紀末に西脇で誕生し、国産の先さん。加工技術はまさに日進月歩だ。で勝負するしかないですから」と谷田国製に対して、品質と付加価値の高さの生地を開発したという。「安価な中トールを混ぜてひんやりとした肌触り一方で、最近では樹脂薬剤にキシリえられる。加工のニーズは多様化するりして、防縮や防しわなどの機能が加薬剤に浸したり、専用の機械に通したシルケット加工まで終えると、樹脂うやって織物をつないでいくのです」ラーを空転させてはいけないので、こ加工機の動きにも目を凝らす。「ローと端をミシンで縫合しながら、時折、夫さんは次々に運ばれてくる織物の端入社47年になる大ベテラン、森井純り、絹のような光沢を与える。の槽にくぐらせることで、その名の通つ目のシルケット加工はカセイソーダ西脇情報未来館21(西脇市)きし国登録有形文化財、旧来住家住宅の敷地にあり、播州織のオーダーシャツや小物などを販売している。高品質の生地で作るシャツは着心地満点。常時1,000種類以上の生地をそろえており、男女ともパターンオーダー6,300円(2着セット1万500円)、フルオーダー9,450円と買いやすい価格も魅力だ。●西脇市西脇394-240795(25)0077 60795(23)9119●http://www.umekichi-tmo.jp/mirai/●営業時間:10時~18時●定休日:月曜(祝休日の場合は翌平日)播州織関連スポット22