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色鮮やかな紙垂が舞い、絢爛豪華な屋台が練り合う。観客の熱気は最高潮に。灘のけんか祭り紅の世界_姫路市社の秋季例大祭「灘のけんか祭り」は、播州の秋祭りの中でも最大級の規模を誇る。10月14日と15日の2日間、灘地区の旧7カ村による御みこし輿のぶつけ合いや屋台の練り合わせが繰り広げられ、15日の本宮には10万人もの観衆が集まるという。祭りの起源は中世、捕えた生き物を野に放し殺生を戒める「放ほうじょうえ生会」といわれる。その後、豊漁と豊穣を祈願し、屋台が練り歩きながら御旅山へ渡御する流れへと変遷。「ヨーイヤサ」は「ますます栄える」を意味する「弥いやさか栄」が語源である。昭和40年代以降は見物客も増えていき、村ごとに紙垂を赤や黄、ピンク等に色分けするなど見せる要素も取り入れられた。本宮のクライマックスは御旅山の麓にある広畠会場。屋台3台ずつによる練り合わせは各村の紙垂が入り交じり、豪快かつ華やかな世界をつくり出す。問松原八幡神社4079(245)0413(10時?14時)3