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~ものづくりの舞台を訪ねて~㈱エーデルワイス本社工場(尼崎市)目にも麗しい洋菓子の数々繊細な仕上げは職人の手作業で松本さん。日々の努力が、一人、また一人と職人を一流へと育てていく。率はもちろん、色彩や配置のバランスといった感性が磨かれていきます」と、「練習は深夜遅くまでかかることもあり大変ですが、その中で忍耐力や作業効やあめ細工などの研けん鑚さんを積み、これまでに国内外で数々の賞を受賞してきた。う大会に出場している。選抜スタッフは通常の業務が終わってから工芸菓子こうした高い技術を維持するため、同社では伝統的に洋菓子職人が技を競ない動きから、見る見るうちに美しいケーキが生まれていく。にする人、ケーキをチョコレートでコーティングする人。てきぱきと無駄の半球状のホールケーキを仕上げる後ろでは、スポンジを巻いてロールケーキ本恵三さんは言う。2人1組で型にスポンジや生クリームを何層にも重ねてそれに柔軟に対応していくには、やはり人間の手が一番です」と、工場長の松をどんどん出しており、定番のものでも季節によって素材を変えたりします。「お客さまのニーズは刻々と変化していくので、飽きられないよう新商品そこで待ち受けるのは、機械ではなく、製菓学校を卒業した職人たちだ。時間や温度に合わせて焼き上げたら、エレベーターで下の階の仕上げ室へ。多品目が同時に作られるため、7台のオーブンはフル回転状態。それぞれの皮などさまざまな生地となって成形され、同じフロアの焼成室に運ばれる。厳選された材料は3階の計量室を経て仕込み室でタルトやスポンジ、シューブランド、80?90種類もの商品を送り出している。に並べる生ケーキやチョコレートの製造を一手に引き受けており、1日に4尼崎市のJR沿線に立つ㈱エーデルワイスの本社工場。名古屋以西の店舗エーデルワイスミュージアム(尼崎市)本社工場の4階にあり、約5,0 0 0点のコレクションの中から1 7世紀のワッフルアイロンや多彩なモチーフの型などヨーロッパの洋菓子文化を伝える道具を中心に展示。社員による過去のコンクール出展作品も。製造工程も見学可。●尼崎市尾浜町1-3-22406(6426)8399http://www.edelweiss.co.jp/museum/●開館時間:10時?16時30分(入館は16時まで)●休館日:土曜、日曜、祝休日、年末年始●入館料:大人200円、中・高・大生100円、小学生以下・障害者無料※入館は1週間前までに要予約エーデルワイス関連スポット22