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登米市内で兵庫県都市政策課ビジネスホテルを営む(南三陸町派遣)伊藤夫妻松浦純さん毎晩のように仮設住宅を回り、住民に説明する松浦さん。山元町の商店橋元裕子さん阪神・淡路大震災時の仮設住り組んでいる。宅でのコミュニティづくりに取があった。今、松浦さんは仮設住派遣されている松浦純さんの姿そこには、兵庫県から同町に長期いのちのうた代表山中信彦さん会立ち上げに向けた住民説明会。われていたのは南三陸町の自治い表情の入居者たち。この夜、行仮設住宅の集会所に集まる、硬篠山市を拠点に活動する団体。被災地に音楽を届けるためコンサートを開催。つながり東日本大震災特集解放された瞬間を見た気がし閉じていた心が外に向かって『つながり』だった。震災以来、た。そんな中、求めていたのはんな不安や寂しさを抱えていれ、新たな人間関係の中で、み震災後、住み慣れた土地を離なことを口にする人も現れた。飲みに来てください」。そん変する。「今度、うちにお茶を進むにつれて、場の空気は一ではある。しかし、自己紹介がを言う。ただそれだけのことた地域と名前、今の部屋番号まった。震災前まで住んでいい住民同士の自己紹介が始引き続き、互いに顔も知らな約??人。町職員からの説明にこの日の説明会の出席者は語る。ティづくりが必要」と松浦さんははやむを得ない。新しいコミュニはコミュニティが寸断されるの設住宅がある。「抽選型の住宅でら、抽選により入居を決定した仮三陸町でも用地確保等の問題かや独居死などが問題となった。南を喪失した被災者の閉じこもり宅では、入居に伴いコミュニティ後押しするに違いない。えとなり、前に踏み出す一歩をの『つながり』が被災者の心の支自治会があり、9月立ち??日現在上がっている。こ、??の住宅で南三陸町には??の仮設住宅があう姿勢を感じた。さないため、とことん住民に向き路大震災での苦い経験を繰り返も足を運びます」と言う。阪神・淡り決めてもらったらいい。何度でなのである。松浦さんは「ゆっくニティづくりに必要なプロセス合っていくことが、新たなコミュりを重ね、住民同士がつながりなかった。しかし、こうした集ま結局この日、自治会長は決まら話す住民の姿があった。た。そこにはいつの間にか笑顔でがれき処理が進みつつある南三陸町志津川地区。14