更新日:2024年3月27日

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中播磨地域ビジョン

 今日、私たちが住んでいる地域社会は、住民相互の連帯感の希薄化、少子・高齢の急中播磨ビジョン冊子表紙(10月)速な進行、環境破壊やゴミ問題、交通渋滞など様々な課題に直面しており、従来のような行政主導型の画一的対応では真に満足のいく解決が得られなくなりつつあります。
 また、従来のような右肩上がりの経済成長が望めないなかで、物質的豊かさから心の豊かさが重視されるようになり、価値観も多様化してきています。
 このような状況のなかでは、住民・企業・行政などの各主体がともに手を携えて地域の将来像を築いていく必要があります。
そこで、望ましい中播磨の将来像として、地域住民自らが描いた「中播磨地域ビジョン」を平成13年2月に策定しました。 

 

◆平成13年2月に策定された「中播磨地域の6つの夢と目標像」は、こちら (PDF:881KB)

中播磨地域ビジョンの改定

中播磨地域ビジョンの策定から10年が経過することで、人口減少などの時代潮ビジョン策定協力ありがとう流の変化に伴い、様々な地域課題が明らかになってきました。

 中播磨地域ビジョン委員および中播磨県民局では、このような状況変化を受けて、中播磨地域ビジョンにおける地域の夢や目標像がより分かりやすく、より取り組みやすい地域づくりの指針となるよう、点検・見直しをすすめ、約2年の議論を経て、平成23年10月、中播磨地域ビジョンを改訂しました。

 

◆「中播磨地域ビジョン(改訂版)」は、下記の「関連資料1」をご覧下さい。

 

中播磨地域ビジョンの特徴

県民主役・地域主導

 県民自らが地域の「夢」、ビジョンを描き、その実現に取り組むとともに、地域を構成する多様な主体が連携して地域づくりのリーダーシップを発揮することを期待しています。

「計画」ではなく「ビジョン」

 行政が実施する事業の量を示すための「計画」ではなく、県民、事業者、団体、NPO、行政などの多様な主体が、目標として共有できる望ましい社会の姿を示す、みんなの「ビジョン」です。

「プロセス重視」

 「つくって終わり」ではなく、みんなが実現に向けてできることに取り組み、みんなで進み具合を点検・評価していく「プロセス」を大切にする「成長し続けるビジョン」です。

参画と協働

 地域を構成する多様な主体が、知恵と力を出し合いながら、自らの責任のもとに主体的に「参画」し、対等なパートナーシップのもとに、ともに将来に向かって「協働」していきます。

ビジョンの内容

(1)基本姿勢 
人の輪と地域の輪がつながる元気な中播磨をつくろう
~つなぐ つながる 銀の馬車道~
中播磨地域の個性豊かな地域をつなぎ、さらに元気な地域を作っていくために、古来より中播磨地域の歴史と文化と自然を南北につなぐ象徴として用いられてきた「銀の馬車道」に焦点をあて、下記のとおりとしました。

 

(2)4つの夢と16の目標像 
  この基本姿勢をもとに地域ビジョンでは、自己実現、豊かな人間関係、安全で安心して暮らせるコミュニティ、自然と調和した循環型社会、賑わいと創造的で活力のある地域社会など、4つの夢と目標像を明らかにしています。 

希望が育つ中播磨 ~子どもが元気に育つ、つながりのある地域~希望

1.地域全体で子育てを支援し、子どもが健やかに育つ社会をつくろう
2.温かい心や思いやり、ふるさとに誇りを持てる子どもが育つ地域をめざそう
3.ボランティアの輪が広がる、温かいコミュニティをつくろう
4.夢を持ち、生きがいを求めることができる社会をめざそう

安全安心中播磨 ~みんなが安心して暮らせる地域~安全安心

1.高齢者がいきいきと暮らせる地域をつくろう
2.障がいのある人が生きがいを持って暮らせる地域をつくろう
3.安心な医療ネットワークが構築され、一人ひとりが健康づくりをすすめる地域をめざそう
4.みんなで防災・防犯・交通安全に取り組む地域をめざそう

自然豊かな中播磨 自然環境の営みを大切にする地域~自然

1.地球環境を守るライフスタイルをめざそう
2.モノが大切にされる「循環型社会」をめざそう
3.山・川・海のネットワークを大切にする地域をめざそう
4.自然を生かした農林水産業と活力ある農山漁村をつくろう

元気交流中播磨 ~にぎわいと交流の元気な地域~元気交流
1.地域資源を活かし、地域間交流や国際交流を進めよう
2.祭りなどの伝統的な文化とともに、新しい中播磨の魅力を発掘・発信しよう
3.個性と賑わいのある快適なまちづくりをすすめよう
4.がんばる企業や起業家を応援し、元気な産業を育成しよう

 

 

◆詳細は、下記の「関連資料2」をご覧下さい。

 

 地域の“夢”の実現に向けて ~ビジョンの実現に向けた取組や戦略~

地域住民が行う自律的な実践活動の取組や連携方法を示す「県民行動プログラム」、中播磨地域における県行政の重点的な取組を定める「地域経営プログラム」に基づき、ビジョンが描いた地域の夢の実現に向けて取組を進めるとともに、これらの進捗状況を図るモノサシとして、「地域力指標」を活用していくこととしています。

 

◆詳細は、下記の「関連資料3」をご覧下さい。

 

関連メニュー

お問い合わせ

部署名:中播磨県民センター 県民躍動室 県民課(ビジョン担当)

電話:079-281-9198

FAX:079-285-1102

Eメール:nkharikem@pref.hyogo.lg.jp